エンジェルはソロキャンパー向け及び災害時に調理のしやすさを追求する中で生まれた
2×4材も使える縦型の薪ストーブ「Angel stove 225”を企画・販売をするショップです

トピックス

  •      ☆☆☆Angel stove225の生い立ち ☆☆☆

  • ”2×4材も使える縦型の薪ストーブ「Angel stove 225」(組立式)”は、当初の
    予定より大幅に重くなってしまいました。重すぎて徒歩キャンプには向きませが、
    その分歪みも少なく、手入れさえすれば何度でも使用出来る縦型の薪ストーブです

    キャンプ等で焚き火台等を使って調理をする際に、炎の面積が広く非常に調理がし
    辛いと感じていました。小さくて手頃な「B6君」のような焚き火台も使ってみま
    したが、やはり希望するような燃焼ではありませんでした。ある時2×4材を使っ
    て燃焼試験をしている動画を見てこれだと思い、「2×4ストーブ」の設計を始め
    る事になりました。コロナの時期に重なった事もあり時間は十分にありましたが、
    「2×4ストーブ」と云う名称は、商標登録がされており使用が不可となりました。
    よって「エンジェル・ストーブ」と云う名称で「商標登録」を申請しましたところ、
    受理をされ、正式に”エンジェル・ストーブ”と呼称する事となりました。

    当初はステンレス製の1㎜で製作しましたところ、最初の燃焼試験で大きく歪んで
    しまい、製品にならないことを痛感しました。こういった高さのあるストーブは、
    思ったより大きく歪むと云うことがテストをしてみて良く解わかりました。
    次に鋼板の材質をステンレスから黒革鉄板の板厚1.6㎜として製作をしたところ、
    数度の燃焼試験の結果ある程度歪みは出るものの、なんとか組立てられるところま
    でたどり着きました。しかしこれでは製品とは云えず、次に板の側面を90度折り曲
    げて補強を施し、高さを250㎜から225㎜に低くしたところ、思いのほかしっかりと
    した製品が出来上がりました。また、高さを225㎜にした理由は2×4材の6尺が
    1,820㎜である事から、それを8等分にする事により2回分の燃料が取れる事で、
    高さの設定を225㎜としました。わずかですが短くした事も功を奏し、燃焼試験で
    はこれでもかっと云う程に大量の薪を燃やし、何度も耐熱テストを繰り返してみた
    ところ、背面の「パネル③」にわずかに歪みが出るものの、それでも組立に困る程
    ではなく普通に料理をする炎であれば問題なく使用可能と思われます。
    さらに最終の形態ではスムーズに組立が出来て簡単に解体の出来るようにと改良を
    加えた結果、最終的にシンプルで良い出来になったと思っています。

    改めて調理をしましたが、やはり2×4材を使用するメリットは素晴らしいものが
    ありました。薪をプラスする事なく長時間燃え続けてくれますし、火力が必要な時
    には、小さく切った木片を投入すれば火力調整が可能となり、快適に調理する事が
    出来ました。災害時等では当然2×4材が手に入るとは思いません。そのような時
    は周辺にある木片や枝等を拾い集め煮炊きや調理をし、寒さの中では大量に木材を
    入れて燃やせば、暖も取れる優れた縦型の薪ストーブとなりました。
    キャンプ等での焚き火は「焚き火台」を使って大量の薪を燃やし豪快な炎を楽しみ、
    調理には、調理をする為に生まれた 「Angel stove 225・組立式」をお楽しみ下さい。

  •